こんにちは!
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
新型コロナウイルスで皆様の生活が大きく変わっている毎日にお疲れの方もいるでしょう。
私共も健康で安全な利用者様の日々を継続していけるために、感染予防に努めてい参ります。
みなさんでコロナ明けを祝える日を楽しみにしています!
本日は当社の理念である介護と医療の融合についてこの1年間訪問介護、訪問看護を有する当社が取り組んできた事と現場で感じている事を記載したいと思います。
介護と医療の融合?
みなさんは介護と医療の融合と聞いてどのような事を想像されるでしょうか?
「そんなの当たり前じゃん。」「そもそもどういう事なんや?」とニュアンス的には分かりにくい所があると思います。それもそのはず。私も始めは分かりませんでした!!
しかし、これを敢えて理念にした社長の思いを聞き、成程!と全ての介護と医療に関わる従事者と本人様、その家族様に知ってもらいたいと思いシェアさせていただきます。
看護師は利用者様の所に来なくても生きていけるが、ヘルパーが来なければ生きてはいけない
これは始め言葉にされた時にとてもショッキングでした。
看護師、セラピストが介入する前には必ずヘルパーさんが「生活」を整えていてくれる。その土台がなければ、看護師、セラピストが提供する看護は「病院」という治療する場と何ら変わらなくなります。訪問看護はお家が主軸。利用者さんらしく生きる「お家での生活」には絶対的にヘルパーさんの存在が必要です。
また持っている情報量と質の高さに驚かされました。看護師の訪問は週1回という事は良くある事です。看護師はそのたった週1回の訪問の中でどれだけ正確な情報収集と評価が出来るでしょうか?
ヘルパーさんは週に何回も介入し、ゴミの種類や量、部屋やトイレの汚れに至るまで生活の場からリアルな情報を一杯取っています。
そんなヘルパーさん達と連携をする事で看護の質もより正確に、なによりその方に寄り添ったものになると確信しています。
ヘルパーさんの偉大さを感じた事が一番大きかったと思います。
当社が土台として忘れてはいけない事は生活があっての医療提供という心構えです。
いつまでも大切にしていきたいと思います!
介護と医療の融合の現状
介護と医療の融合の現状をお話するとするならば、世間一般に言ってもまだまだ不十分な所は多くあります。
情報の共有一つを取っても、良く言われるのはまだまだ医療職は専門用語や生活面にそぐわない介入を行ってしまいがちです。
そして時には利用者さんとのズレも生じます。
当社ではその現場の現状に対してより「当たり前の質を高く」をもっとーに取り組みを去年訪問看護ステーションを開所してから取り組み続けています。
その内の一つをこちらに掲載します。
当社では入職して1ヶ月の間は出来るだけ医療職はヘルパー同行を行い、生活面への介入、アセスメントの取り方を感じ、学んでもらう事を続けています。
それは上記した医療者の介入の土台には生活があるという認識を体感してもらうためです。
そして同行を行った医療者が口々に言うのが、「そんな所までみることが出来るのか。」「ヘルパーさん達の情報量の多さが凄い。」です。
それらの意見から当社では「生活援助から看る医療的アセスメント」という題目の基、生活アセスメントシートというものを作成しています。これについてはまた後日詳細を投稿させていただきますが、大事なポイントとなるのは、それぞれの職種が得意として持っている情報が違うという事です。ヘルパーさんは看護師やセラピストがみる機会がない場所の生活状況を把握しています。逆にヘルパーさんは利用者さんの介助をしている中で薬や治療の状況を医療職から提供される機会がなく、不安も抱えながら日々ケアをしてくれている事も分かりました。
後日投稿する内容は生活アセスメントシートを作成する時にどのような気付きがあったかを投稿していきます!
写真はその時の研修風景です(※研修は去年のもので、新型コロナウイルス流行時期からは事務所での研修は中止しております。)
それではいつもご覧いただきありがとうございます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
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