“認知症”
皆さんはどのようなイメージを持っていますか?
今や介護.医療の現場では切っても切り離せないものですね。
そして在宅支援では、その方の自宅に私たちが入り込む。
それはご利用者様のテリトリーに入るわけですから、支援者側の理想や都合や価値観を押し通すなんてことはあってはならないし、そもそもそんな方法では良い支援は出来ないです。
とはいえ、教科書に書いてある一般的な知識や方法論だけでもスムーズにはいかない。
そんな”答えのない世界“だからこそ、真摯に向き合い、学び、対話を重ねることが大切だと私たちは考えています!
今回のletter紹介は、認知症についてSieg.★で社内研修を行った時のものです!
例えば、
[訪問すると部屋が荒れている]
といった事があるとします。
まずこの事実に対して考えます。
当たり前ですが、片付いていたら良い。荒れていれば悪い。という話ではありません。
もちろん、荒れている部屋は危ないから片付けましょう!という話でもありません。
大切なのは、
『なぜ?このような状態になっているのか?』
これを考えることです。
「なぜ、このような状態になっているのですか?」
と対象者に問うことではありません。
考えるのです。ひとりではなく皆で。
研修では、皆の知識や経験を集結させ、症状に対しての考え方や対応方法の引き出しを増やす取り組みを行いました。
“認知症の方が観ている世界”は私たちが観ている世界とは違う事があります。
私たちが目で見たものを主観的に判断するのではなく、
ご利用者様は「今、どの時間軸にいるのか?」「何を見ているのか?」「何を思っているのか?」「何を大切にしているのか?」
そんなご利用者様の観ている世界を尊重し、より良い支援を提供し続けたいと考えています!
と、締めたところで!
今回でSieg.★letter紹介が10回目となりました~~~!!!
Sieg.★が2年前から毎月、地域のケアマネジャーさんへのお役立ちとして作成し続けているSieg.★letter!
それだけではもったいない!とバックナンバーの紹介をブログにてさせて頂いています!
今現在は30号を超えており!
まだまだブログのネタが尽きることはなさそうです!笑
これからも、ブログを見てくださる皆様にとってお役立ちできる情報や取り組みを発信していきますので、どうぞよろしくお願い致します!
そして、いつもご覧いただき、本当にありがとうございます!
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