平成31年4月 訪問看護ステーション GRAND OPEN!

在宅症例から考える回復期リハビリテーションの治療戦略

5月11日土曜日、晴天という最高の天気の中、大好きな大分県で講演をさせていただきました!!(^^)!

タイトルは【在宅症例から考える回復期リハビリテーションの治療戦略】

これまで在宅で14年間働いてきたからこそ、回復期リハビリテーションに携わる方々に伝えたいことがたくさんありました!!

まずは、ワールドカフェ!!

60名を超す参加者の方にグループとなっていただき、【在宅でのあるある説】について、説の検証をしていただきました(#^.^#)

1つめは、「退院時に提案した自主トレーニング99%やってない説」

2つめは、「回復期で自宅環境に合わせて練習してきたはずが自宅でなぜかできない説」

3つめは、「重度な対象者、身体的アプローチに傾倒してしまっている説」です。

グループワークをしてみると、本当に面白い意見が出るものですね!自分たちが回復期で提供しているリハビリテーションが在宅生活に繋がりにくい現実を受け止めながら、なぜ繋がっていないのかという点を重点的に話し合っていただきました。

そして、Sieg訪問看護ステーションにて実際に支援させていただいているケースを紹介しながら、支援の在り方について考えていただきました。

我々在宅で働く地域専門職は、「断続性の関わり」という量的介入の少なさをいかにカバーできるかが勝負となってきます。

60分間、リハビリテーションで入らせていただくケースでも、自宅で過ごす残りの23時間は我々の目が離れた生活です。この23時間の生活の質が高いものとして保たれ、リハビリテーション効果を落とさない関わりが対象者、支援者皆で取り組めないと”成果”というものは見えてきません。これは、PTやOTのリハビリテーション職だけではなく、看護師、介護職でも同じです。いかに自分たちの関わり以外の時間で質の高い生活をしていただけるか。そのために、我々がするべきことは何なのか。この考え方が非常に重要になります。

では、病院で過ごす患者さんの病棟での過ごし方はどうでしょうか?60分のリハビリテーション以外の23時間の生活を病棟看護師、介護職と連携し、退院後の生活イメージにより近い生活を送れているでしょうか?

「病棟と関係性が良くない」 「病棟も忙しく、なかなかリハの意見を聞いてもらえない」 など、自分の力だけではどうすることもできない様々なジレンマや事情はあると思います。しかし、「セラピストと患者さん」という関係性の中では、今から取り組むことができる一工夫はあるのではないでしょうか? このような問いかけをみなさんにさせていただきました。

退院後の24時間の生活スケジュール。家庭での役割。趣味を含めた社会的活動。いろいろなことを想像して、想定して、病棟生活を退院後の生活にフィッティングさせていくことで、もっと幅の広い、患者さんの可能性を引き出すことができる回復期リハビリテーションになるのではないでしょうか。

当日配布した資料をPDFでダウンロードしていただきたかったのですが、使用している画像や写真の都合でここでの公開は控えさせていただきます。もし資料が欲しいということでしたら、Sieg訪問看護ステーションまでご連絡ください。

今回、大分のFITsの皆さんにお声かけいただき実現した研修ですが、回復期リハビリテーション病棟で働く全国のセラピストに本内容を是非お伝えしたいです!!!

全国どこでも飛んでいきますので、もし回復期リハビリテーションの品質向上を目指したい!という病院さんがございましたらお気軽にご相談ください。在宅でのリハビリテーションをどっぷりしてきたからこそご提案できる何かがあると考えております!

FITsの皆様、ご参加いただいた大分の介護医療職のみなさん、紙谷さん、梅木さん、貴重な機会をいただきまして本当にありがとうございました!

大分はご飯も、お魚も、お酒も美味しいうえに人が良い!こんな最高な県ありますか!?!?(*´▽`*)